飛騨の匠が造るオートクチュール住宅 › 2016年01月
2016年01月13日
建て方!上棟!!!
建て方、一日目、無事に終了いたしました
すべて、手刻みなので、シャチ込という技法を使います
匠の技です
応援の大工さんはすべて、高山から、来てもらいました
いつものメンバーです
レッカーは、知り合いのオペレーターの方が、現地の方を紹介してくれました
シャチ込は手間も時間もかかるので、前もって、「手間のかかる建て方なんで、ご承知ください」
と、お願いしておいたんですが、心配ご無用!!でした
なんと、京都から来ていただきました
京都では、今でも、たまに、シャチ込の仕事があるそうで、よく、ご存じでした
やれやれ
レッカーのオペレーターさん、ありがとうございます
明日も、よろしく
材木を手に、高い所を軽やかに移動する、飛騨の職人さんであります
施主様は、お子様もご一緒に、家族全員で一日中、お越しいただきました
うれしい
匠も、より力がはいります
はい、そして、シャチ込。
込み栓。
古来よりの伝統工法でございます
そして、施主様が、一番、こだわられた二階のリビング
松のブットイ丸太でーす
15年以上も、乾燥させた丸太を使用しておりまーす
きっと、今日、ご覧になって、
「イメージどうり」
と、思っていただけたはず
さ、あと一日
皆さん、よろしく、お願いいたします
あんまり、雨、降らないで
また、皆に言われるやないかい
やっぱり、雨男なんやろ
ああ、残念な僕
すべて、手刻みなので、シャチ込という技法を使います
匠の技です
応援の大工さんはすべて、高山から、来てもらいました
いつものメンバーです
レッカーは、知り合いのオペレーターの方が、現地の方を紹介してくれました
シャチ込は手間も時間もかかるので、前もって、「手間のかかる建て方なんで、ご承知ください」
と、お願いしておいたんですが、心配ご無用!!でした
なんと、京都から来ていただきました
京都では、今でも、たまに、シャチ込の仕事があるそうで、よく、ご存じでした
やれやれ
レッカーのオペレーターさん、ありがとうございます
明日も、よろしく
材木を手に、高い所を軽やかに移動する、飛騨の職人さんであります
施主様は、お子様もご一緒に、家族全員で一日中、お越しいただきました
うれしい
匠も、より力がはいります
はい、そして、シャチ込。
込み栓。
古来よりの伝統工法でございます
そして、施主様が、一番、こだわられた二階のリビング
松のブットイ丸太でーす
15年以上も、乾燥させた丸太を使用しておりまーす
きっと、今日、ご覧になって、
「イメージどうり」
と、思っていただけたはず
さ、あと一日
皆さん、よろしく、お願いいたします
あんまり、雨、降らないで
また、皆に言われるやないかい
やっぱり、雨男なんやろ
ああ、残念な僕
Posted by 飛騨の匠中井建築 at
21:57
│Comments(0)
2016年01月13日
ちょっと真面目な材木の話
「材」は何を使っているのか?
木の種類を言われてもなあ・・・・・。
という方も多いのではないでしょうか。
今回は、様々な「材」をご紹介します。
まずは床板。
玄関部分の写真です。
前回のブログでUPした框は欅(けやき)、
床板はナラです。
床板も色々ありますが、私はナラが好きです・・・
框のような摩耗が激しいところには、硬い材を使うと傷も付きにくく
経年の艶が出ますね。
次は天井。
こちらは桧(ひのき)です。
有名ですね。
ちなみに梁は松です。
松の中でもヒメコマツという種類です。
松は、葉によって分類されることをご存じですか
2葉、3葉、5葉とあり、ヒメコマツは5葉です。
こちらは軒天(軒天井)。
材は杉です。
タイルに色を合わせるために、今回は杉を使いました。
家の土台には「栗」が使われています。
この栗もかなりかなり堅いため、土台には最適。
家を建てる時、「材木は何を使いますか」と質問される方は
どの位でしょうか。
「適材適所」という言葉がありますが、
予算を抑えるために安い材を使うことだけはしたくない・・・・・
木は、木に水分が少ない冬の時期に切り、
十分乾燥させることによって、家に使った後の反りを抑えるのです
そのようにして建てられた神社仏閣は、何百年もその姿をとどめています。
法隆寺の5重の塔は、「耐震構造」などという言葉がなかった
奈良時代に建立されたものですが、
今でもあの様な姿をとどめていますよね。
事実、全国にある五重塔で、地震によって倒壊したものはない、
と言われています。
なくなってしまったものは、大火や落雷によるもの。
耐震を最初から想定して作られたかどうかは定かでないそうですが、
数々の地震を乗り越えてきたのは事実なのです
奈良時代にはボルトなどの金物はありません。
ですが7~8世紀と変わらぬ姿・・・
金物が無くとも、地震に負けることがないという事実。
私はいつまでも、太古の匠たちの様でありたいと思っています。
その技術を受け継ぎ、現代の住宅に用いることが一番の継承になる、
と信じているからです。
木の種類を言われてもなあ・・・・・。
という方も多いのではないでしょうか。
今回は、様々な「材」をご紹介します。
まずは床板。
玄関部分の写真です。
前回のブログでUPした框は欅(けやき)、
床板はナラです。
床板も色々ありますが、私はナラが好きです・・・
框のような摩耗が激しいところには、硬い材を使うと傷も付きにくく
経年の艶が出ますね。
次は天井。
こちらは桧(ひのき)です。
有名ですね。
ちなみに梁は松です。
松の中でもヒメコマツという種類です。
松は、葉によって分類されることをご存じですか
2葉、3葉、5葉とあり、ヒメコマツは5葉です。
こちらは軒天(軒天井)。
材は杉です。
タイルに色を合わせるために、今回は杉を使いました。
家の土台には「栗」が使われています。
この栗もかなりかなり堅いため、土台には最適。
家を建てる時、「材木は何を使いますか」と質問される方は
どの位でしょうか。
「適材適所」という言葉がありますが、
予算を抑えるために安い材を使うことだけはしたくない・・・・・
木は、木に水分が少ない冬の時期に切り、
十分乾燥させることによって、家に使った後の反りを抑えるのです
そのようにして建てられた神社仏閣は、何百年もその姿をとどめています。
法隆寺の5重の塔は、「耐震構造」などという言葉がなかった
奈良時代に建立されたものですが、
今でもあの様な姿をとどめていますよね。
事実、全国にある五重塔で、地震によって倒壊したものはない、
と言われています。
なくなってしまったものは、大火や落雷によるもの。
耐震を最初から想定して作られたかどうかは定かでないそうですが、
数々の地震を乗り越えてきたのは事実なのです
奈良時代にはボルトなどの金物はありません。
ですが7~8世紀と変わらぬ姿・・・
金物が無くとも、地震に負けることがないという事実。
私はいつまでも、太古の匠たちの様でありたいと思っています。
その技術を受け継ぎ、現代の住宅に用いることが一番の継承になる、
と信じているからです。
Posted by 飛騨の匠中井建築 at
21:39
│Comments(0)
2016年01月13日
お久しぶり、飛騨の匠です
寒さも、日々、感じておりますが、働いているときは、それすら、感じません
わたくし、動き続けていないと、ダメなんです
そう、いせきない男、というやつです
回遊魚、マグロ、と、家族からは言われております
ところで、皆様!
大工というのは、どんな家でも建てる!と、いうこと、ご存じですか?
実は、先日も、娘の家をみた方から、妻が言われたそうなんです
「大工さんて、今風の家も建てるんやねえ」
「え・・・・・・・・」
妻、絶句
「ちょっと!大工って、昔風の和風の家しか建てれん、と、みんな、思ってるみたいやよ!」
なぬ
そうなのか
そう思われてるんか
知らんかった
ボク、ショック
と、いうわけで、わかりやすい例
まずは、和風だけど、モダンな感じに!
との、ご注文のお家
和モダンな、純国産木造住宅
そして、今風と言われた、南フランスをイメージした
気分はプロバンス!!住宅
そういや、確か、娘の旦那にも言われたなあ
「へえ、こんな洋風の家も建てれるんや」
おい!!!
なんでも、建てれる!!ちゅうねん
皆様、どうぞ、大工に対する固定概念を、おすてくださいませ
この匠、どんな家でもたてまっせ
だてに、40年以上、大工してませんがな
そしゃ、明日もがんばりまーす
Posted by 飛騨の匠中井建築 at
21:36
│Comments(0)